上司力を磨く (1)
●「そんなこと」で悩む若手社員
上司からすると、「そんなことぐらいで・・・・・・。」という程度の理由で辞めてしまう若手社員が増えています。
大卒では、入社三年以内に三割が離職すると統計データがあります。
実際に働き始めてどう感じたかを若手社員に調査したところ、驚くことに43%もの人が、「やっていけるか不安になった」と答えています。
仕事に真剣に向き合っているからこそ、こうした不安が解消されず、頂点に達すると、彼ら・彼女らは退職や転職を決意してしまうのです。
現在の上司には、従来の「管理」という仕事に加え、これまでの年の近い先輩が担っていた「若手の不安や焦りを取り除き、教え導く」という役割も求められています。
ところが、それができる上司は、残念ながら、そう多くはありません。
上司たちは、自分が若手だった頃の気持ちを忘れかけています。
若手にとって年の離れた上司は「話しかけにくく」「自分をどう評価しているかが気になる」存在であるという自覚がありません。
そして、それが軽はずみな「上司語」を使うことにつながり、知らず知らずのうちに部下を傷つけ、退職を決意されるまでに追い詰めてしまうこともあるのです。
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